『わずか25日で海事代理士試験にチャレンジ!』まずは第一次試験の筆記試験を受けて来た!


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令和2年度『海事代理士試験』に挑戦!

海事代理士とは、他人の委託により、国土交通省や都道府県等の行政機関に対して、船舶安全法、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律、船員法、船舶職員及び小型船舶操縦者法などの海事関係諸法令の規定に基づく申請、届出、登記その他の手続きをし、又はこれらの手続きに関する書類の作成を業とする者をいいます。(国土交通省HPより)


令和2年(2020年)8月、2度目のチャレンジとなった第52回『社会保険労務士試験』に敗れてしまった私。


もちろん昨年(令和元年)も『社会保険労務士試験』に敗れてしまったわけですが、その時には試験に落ちた悔しさをバネに、わずか67日で行政書士試験』に合格することが出来ました!


ならばと、今年も社労士試験に敗れた悔しさをバネに、わずか25日で海事代理士試験』にチャレンジすることにしてみたわけです!


おいおい、社労士試験の悔しさは社労士試験で返せよ!なんてことは言わないでください。それはそうなのですが、私なりに気分転換が必要だったりするのですよ…

てなことで今回は『わずか25日で海事代理士試験にチャレンジ!』まずは第一次試験の筆記試験を受けて来た!というタイトルで、この度の海事代理士試験・筆記試験において私が実際に体験したことや感じたこと、またその自己採点結果などをブログに書き残しておきたいと思います。


そしてこの記事が、今後『海事代理士試験』に挑む方々の参考になれば、それはとても嬉しく思うわけなのです。

それでは以下、目次となります。どうぞ最後までお付き合いください!

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特殊な『海事代理士』の試験制度について

それではここからは、私がこの度の受験で感じた『海事代理士試験』のその特殊な試験制度などについて、色々とご紹介してみたいと思います。

海事代理士資格に少しでも興味のある方は、是非とも読んでみてください!

試験実施日について

海事代理士試験は例年、9月末の平日に筆記試験が行われ、その合格者に対して約2ヶ月後の平日に口述試験が実施される、いわゆる二段階考査の国家資格試験となっています。

えっ?試験は土日じゃないの??と思う方も多いのでしょうが、何故だか試験は平日に実施されるんですよね…それも筆記試験口述試験ともに。

そうしたことから、働きながら海事代理士試験を受験しようとするのであれば、ある程度は有給の取得などのスケジュール調整が可能でなければ、ちょっと難しいのかも知れませんね。

必死に勉強したところで、試験当日に受験できないなんてことになったら一年に一度のチャンスを逃してしまいますから…

でも逆に、サービス関連の仕事に就いていらっしゃる方なら、平日の試験って休みが取りやすくて有り難いのかもですね。

試験会場について

続いて海事代理士試験では「試験会場」についても、その特殊性が垣間見れます。

まず一次試験となる「筆記試験」の試験会場については各主要都市の運輸局で受験可能なのですが、二次試験の「口述試験」においては、北海道に住んでいようが沖縄に住んでいようが、必ず国土交通省・本省(東京都)で受けなければなりません。

これこそが“全国の資格マニア”的な方々の受験を排除し、そもそもの受験者数をも少なくしている最大の要因なのではないでしょうか?


しかし、本気で「海事代理士資格」を取得したいと考えていらっしゃる地方在住の方々にとっては、口述試験のためだけに、わざわざ自費で東京まで出向いて試験を受けなければならないなんて…なんだか少し理不尽な気もしますよね。


ちなみに私の場合、筆記試験は関東運輸局(横浜市)での受験だったのですが、それでも我が家からは少し距離がありましたし、なんと言っても試験開始時刻が朝の9時という早い時間からのスタートなので、もう始発に近い時間帯に家を出ることになりました。

私でさえそんな感じなのですから、筆記試験を受けるためだけに前日からホテルに宿泊される方も意外に多いのだと思います。

試験内容や制度等について

それでは『海事代理士試験・筆記試験』で最も特徴的な当日の試験制度についても、ご紹介してまいります。

まず海事代理士試験の筆記試験当日は、朝9時から午後5時40分までのトータル8時間40分も拘束されることになります。

まぁ試験科目(法律科目)が20科目もあるため、1時限目(90分)2時限目(60分)3時限目(130分)4時限目(130分)といった感じで計410分もの試験時間を4分割して実施するためなので仕方ありませんね。

そしてこの筆記試験は、なんと言っても各時限において試験開始から30分が経過すれば教室から退出することが可能となり、次の時限の10分前に席に戻ってくれば良いという点が最大の特徴となります。

これが何を意味するかというと、試験科目が20科目もあるため、その全てを一度に暗記するのは難しくても、各時限の試験直前に再度勉強し直すことが可能だということなのです!

私の場合、1時限目を約30分、2時限目を約60分、3時限目を約80分で終えたため、2時限目に向けて約40分3限目に向けて約60分4限目にむけて約60分もの時間を直前の勉強時間に充てることが出来ました。

とにかく試験と試験の合間は、次の時限に向けて勉強することが可能となるため、いかに早く試験問題を解き終えて、次の時限に備えるかが非常に大切となるわけです!


まぁその結果、試験中も試験の合間も昼休みでさえ、試験当日は1日中「勉強」し続けることにはなるんですけどね…

ただ、この試験制度を知っているか否かで、当日の試験対策が大きく変わりますし、それが合否を大きく左右すると言っても過言ではないと思います。

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筆記試験を終えて

17時40分、そしてようやく長い長い1日が終了しました。もう脳を使いすぎて、廃人寸前ですよ…

関東運輸局の1階には食堂や喫茶店などがあり、お昼には空腹との戦いもありましたが、あらゆる欲望を断ち切って1日中勉強に明け暮れたそんな日となりました。

なかなかこんな経験って出来ないので、これはこれで良い脳の活性化にも繋がったでしょうし、少しばかりは忍耐力がついたような気もしますね。

合格基準について

試験会場で配布された用紙には⬇️こんなものが入っていました。

総得点240点の60%以上の得点をあげた者を合格とする。すなわち144点以上で合格ということです。

ただし、全科目受験者の平均正答率が60%を上回る場合には、全平均正答率以上の得点をあげた者が合格とのこと。

ちなみに昨年度(令和元年度)はこの基準が適用され、62.75%151点以上の得点をあげた者が合格となったようです。

さてさて、今年はどうなりますか?昨年の過去問と比較してみた限りでは、明らかに今年度の方が難しかったような気はしましたけど…


筆記試験の自己採点について

「あぁ〜本当に疲れたな・・・」なんて少し爽快な脱力感に襲われながらも、試験が終わった日の夜、ビールを飲みながら自己採点をしてみました。

ドキドキ、、、

どきどき。。。

DokiDokiしながら答え合わせをした結果、


約70%の正答率170点の得点をあげることが出来ました!


きっとこの点数ならば、筆記試験は合格したのではないでしょうか?メッチャ嬉しいです!!


今後について

ひとまず「筆記試験」については合格できたと思うのですが、次は12月3日(木)に実施される「口述試験」が待ち構えています。

まぁなによりも平日に行われるという点が少し心配ではありますが、スケジュール管理をしながら最終試験の口述試験に挑みたいと思います!


まとめ

さてここまで長々と『わずか25日で海事代理士試験にチャレンジ!』まずは第一次試験の筆記試験を受けて来た!なんてタイトルで、この度に受験した海事代理士試験についてご紹介してまいりましたが、如何だったでしょうか?


試験の内容自体は過去問の焼き直し的な問題も多く、それほど難しい感じはしませんでしたが、何にせよ試験科目が20科目もあるもので、どの話がどの科目のことだったのかゴチャゴチャしてしまうんですよね。

もう本当に、試験科目数が多すぎるんですよ!まぁだからこそ、各時限の合間の勉強がとても大切にはなるんですけどね。


まぁ兎にも角にも、まずは筆記試験に合格できたであろうことは素直に喜びたいと思います!

そして12月の口述試験も突破し、晴れて『海事代理士資格』を取得したいと新たに決意をした、今日この頃な私なのでした。