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『海事代理士』試験の勉強方法等について
2度目の社労士試験に敗れ、その悔しさを噛み締めながら海事代理士試験にチャレンジし始めて、もう13日が経過しました。
わずか25日という超短期間で海事代理士試験に合格しようとしている私にとって、約半分にあたるこの13日間の勉強は正直、“苦痛”以外のなにものでもなかったような気がします…
なんと言っても毎年300人程度しか受験者がいない本資格試験においては「テキスト」と呼べるものが実質的に存在せず、唯一使えるものは「過去問」だけであって、海にも船にも精通していない私がその内容を理解するのには、とてつもない労力を要することが判明したのです…
そんなわけで今回は『海事代理士』試験の勉強を始めて約2週間|専用テキストがないので大苦戦中!なんてタイトルを付して、海事代理士試験の学習について経験者だからこそ、お伝えできる事項を中心に書き記してみたいと思います!
『海事代理士』資格に興味のある方も、そうでない方も、最後までお付き合いいただければ幸いです。
試験内容について
海事代理士試験は「筆記試験」と、それに合格した者だけが受験できる「口述試験」とがありますが、今回は全ての受験生にとっての第一関門となる「筆記試験」についてご紹介してまいります。
まず、試験を管轄する「国土交通省」の公式サイトに記載されている試験内容は下記のとおりとなります。
一般法律常識3科目、海事法令17科目の計20科目
A .一般法律常識(概括的問題)
憲法、民法、商法(海商のみ対象)
B .海事法令(専門的問題)
国土交通省設置法、船舶法、船舶安全法、船舶のトン数の測度に関する法律、船員法、船員職業安定法、船員職員及び小型船舶操縦者法、海上運送法、港湾運送事業法、内航海運業法、港則法、海上交通安全法、造船法、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律、国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律、領海等における外国船舶の航行に関する法律、船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律及びこれらの法律に基づく命令
もうなんとも膨大な試験範囲ですよね。勉強すべき法律数が多過ぎますよ!
また出題形式においては、大きく下記の5パターンに分かれます。
①空欄を回答欄に記述するパターン
②質問に対して回答欄に文章を記述するパターン
③語群から選択するパターン
④単なる◯✖️式パターン
⑤正解肢だけを選択するパターン
まぁ特に①と②の記述形式は完全に暗記していないと手も足も出ないので、これは大変です。鉛筆を転がして選ぶわけにはいかないですからね…
勉強方法について
と、ここまでご紹介してきた試験内容を見ただけでも「なんだか難しそう!」なんて感じたりしませんか?
そのうえ⬇️こんな感じの「なんて読むの?」的な法律条文も何種類かあって、もうストレス溜まりすぎますよ!
ただ救いなのは、本試験問題の大半は過去問の焼き直し的なものが多いと感じる点ですね。
それでも過去問を解く=条文の暗記という勉強方法になってしまうのは仕方のないところでして、兎にも角にも過去問をベースに、読みにくく覚え辛い「条文をひたすらに暗記する!」ということに尽きるのだと思います。
まとめ
さて、ここまで『海事代理士』試験の勉強を始めて約2週間|専用テキストがないので大苦戦中!なんてタイトルで、あと12日後に迫った『海事代理士』筆記試験に向けて苦戦中な私の勉強状況等をお伝えしてまいりました。
「ちょっと大げさに書き過ぎでしょ!」なんて合格者の方々からの声が聞こえてきそうな感じもするにはするのですが…
ただ海事代理士試験初学者の私にとっては「非常に難解な試験」という印象に偽りはありません。本当に解らない単語の応酬なのですよ…
とはいえ、そんな愚痴ばかりこぼしていても仕方ないのですが・・・
残りの時間を現在のまま悶えながら過ごそうが、楽しみながら過ごそうが、12日後には本試験日が必ず来るわけで、その日に社労士試験の悔しさを晴らせるのか、はたまた更なる追い討ちをくらわされるのかは、それはこれからの私自身の頑張り次第だということにはなりそうですけどね。