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選択式試験の解答再現やります!
令和5年度(2023年度)社会保険労務士試験の合格発表も終わり、これで5度目の不合格が確定した私。
本当は『今年が最後の闘い!』と決めて挑んだ社労士試験でしたが「1点に泣いたままでは、負けたままでは終われない」そんな思いと悔しさと不甲斐なさが込み上げてくる毎日…
ただいつまでも落ち込んでいるわけにもいかず、なんとか自分を鼓舞しようと⬇️こんな YouTube動画を作ってみましたが皆さんご覧いただけましたでしょうか?
まぁこの動画を作ったおかげで少しは前向きになれた気がするんですよね。本当、YouTubeを始めて良かった☺️
そしてこの動画の中でもお知らせしたとおり、今回は【社労士試験に私はこうして落ちました…】と題して選択式試験の解答再現をやってみたいと思います。
ちなみに私は今回も含めて5回も社労士試験に落ちているわけですが、これまで1度たりとも本試験の振り返りや復習といったものをやったことがありません。
自慢できることではありませんが、これまでは悔しくて悲しくて不合格という現実を受け止めることができませんでしたし、「どうせ来年は同じ問題でないでしょ」という考えからでした。
だからこそ5年も連続で社労士試験に落ちているのかも知れませんが…
まぁ何はともあれ今回は人生初の本試験振り返り【社労士試験|選択式解答再現】を行ってまいります!
どうか最後までお付き合いください。
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まずはじめに
さてここからは選択式試験8科目について、それぞれ私がどのように考え、そして何故そのような解答に至ったのかを本試験当日を思い出しながら再現してまいります。
そのため少し長めの記事となってしまうことから「ちょっと読むの面倒臭いな…」そう思われた方のために、先にYouTube動画をご紹介しておきます。
内容は基本的に同じとなっておりますので『文章(ブログ)or 映像(YouTube)』どちらでもお好みの方からどうぞ!
労働基準法・労働安全衛生法
まずは最初の空欄A、これは時効の問題ですね。
労働基準法の時効は賃金3年、退職手当5年、そして災害補償2年と覚えていたので、これは難なく『①2年』を選択して正解⭕️
そして次のBとCは判例問題ですが、判例はこれまで4年間も同じ教材を読み続けてきたので、意外と得意なんですよね。
ただBの判例自体は知っていたのですが、問題として抜かれた部分が分からなかったんですよね…
まぁそれでもなんとか前後の文脈から判断して『⑩企業運営上の必要性から』を選んでみたのですが…不正解❌
まさか「遅滞なく」なんて言葉を抜いてくるとは思いませんよね…
いやこれ、国家資格試験でそれも1科目わずか5問しか出題されない選択式で出すような問題ですかね?「遅滞なく」ってそんなに重要?クイズじゃないんですから…
続いてのCの問題は流石にメジャーな判例部分だったので、これは『⑳労働からの解放』を自信をもって選択。正解⭕️
残りのDとEは労働安全衛生法からの出題です。
Dは平成7年度とかなり昔に出題実績のある問題ですが、基本的に過去問をやらない私でも「10年以上前に出題されたことのある選択式問題は必ず押さえておく!」という誰かの格言のおかげで、ここはちゃんと覚えていました。難なく『⑦1t』を選べて正解⭕️
そして最後の空欄Eは一昨年、昨年とコロナ関連でそろそろ出題されるかも?と思ってヤマ張ってた箇所だったんですよね。それなのに今年は迂闊でした…
かなり悩んでしまって現場思考で対応したのは、伝染病などにかかった労働者に対して事業主が「会社に来るな!」という禁止命令は流石にキツすぎるんじゃないの?せめて「会社に来ないでね」という優しさくらいあるでしょ?と判断した結果『⑪休業を勧奨』を選んでしまって不正解❌
さてここで労基・安衛はA・C・Dの解答に自信がありましたから「よし、3点は確保!」と安心しましたね。
結果は自信のあったA・C・Dだけが正解で、それ以外は不正解。結果、労基・安衛は3点でした。いやぁ〜危なかったですね😨
労働者災害補償保険法
ABCの3問が休業補償給付からの出題でした。
これって超基本問題だと思うのですが、ここをド忘れしてしまった人からすれば地獄のような問題ですよね…
1つの条文から3つも抜くなんて恐るべし社労士試験😖
まぁそれでもこれは流石に4年も勉強してきた私にとってはサービス問題でした。
難なく『⑲療養』『⑦4』『②100分の60』を選ぶことができました。よって3問とも正解⭕️
続くDとEも1つの条文からの出題でした。
ここは知識が少しあやふやだったのですが、Dは「●●施設の設置」に当てはまる語群を探した時に『⑩健康診断』くらいしか適切なものがなかったんですよね。選んでみたら正解⭕️
Eは「●●の支払いの確保」ときたら『⑭賃金』しかないでしょ?ということで正解⭕️
ここはD以外は自信があったので「よし、大丈夫」と思いました。
結果、全て正解で労災は5点満点でした!
雇用保険法
雇用保険のABは、過去に職業訓練を実際に受けて手当てをもらったことのある私にとっては簡単な問題でした。
1日500円のご飯代で計2万円+交通費ですから、Aは『⑳通所手当』、Bは『⑥40日』を選んで正解⭕️
そして次のCDが酷い問題ですよね。
Cは日雇労働者は汗をかくから風呂好きで風呂通。なので『⑯通算して26日』を選んで正解⭕️
ただDに関しては通算して60日って思ったんですよ。なのに語群をみたら数字で残っているグルーピングは「各月●●」ってやつだけなんですよね…
「あれ?各月60日だっけ?」と疑問に思ったものの、その「各月●●」の中には「60日」がないんですよね…
というわけでプチパニックとなり、なぜだか『⑫各月26日』を選んでしまって不正解❌
最後のEは、猶予6ヶ月にそれと重複しない疾病期間1ヶ月の計7ヶ月延ばせば良いだけなので『③10月31日』を選んで正解⭕️
雇用保険はDがプチパニックに陥りましたが、他は自信ありで「あとは一般常識だけだ!」と思い始めた頃ですね。
案の定、Dは不正解でしたが雇用保険は4点を確保!
労働に関する一般常識
そしていよいよ恐怖の一般常識科目へ突入です。
まずABは判例問題です。
と、その前に。あの〜試験問題を作っている側の方々、受験料15,000円も払っているのですから、せめて問題の選択肢を見易くしてもらえませんかね?各科目の問題を見開き1ページでつくるとか、折込ページにするとか、少しは考えて欲しいんですけどねぇ。
と愚痴ったところでABは有名な判例で抜くべきところを問題として抜いてくれたと思うので、ここは迷わず『⑰本件採用内定通知の〜』と『⑧知ることができず〜』を選択して正解⭕️
Cは超基本問題なので多くの受験生の方が正解できたのではないでしょうか?『③3年』を選んで正解⭕️
そしてDEは最低賃金法からの出題でした。
まずDは、賃金支払い原則違反なので『⑳労働基準法』が正解なのは分かってるんですけど、本当に何故だか『⑪賃金の支払の確保等に関する法律』を選んでしまって不正解❌
Eについては、最低賃金は都道府県別なので厚労大臣ではなく、都道府県知事には荷が重く、やはりここは困ったときの『⑫都道府県労働局長』ということで正解⭕️
もうこの労働一般のクリアを確信した時点で「ついに残すは社一のみ」と意気込みましたね。
結果、何故だか間違えたD以外は正解で、労働に関する一般常識は4点でした。
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社会保険に関する一般常識
さて、いよいよ私の中のラスボス、宿敵・社会保険一般常識の登場です。
なんと今回は各法律から1問ずつの出題という難易度低めの展開では?と胸を躍らせながら挑んだ記憶があります。
まずはA、相変わらず作問者は船員保険法が大好きなんですね。もうさすがに今年は出題されないだろうと思っていましたが…
もうこの問題は基本中の基本なので迷わず『⑧3年』を選んで正解⭕️
Bも高確法の基本事項なので『⑩40歳』を選んで正解⭕️
そしてCは確定拠出からではなくて、確定給付からの出題でしたね。これは分からなかったです。
流石に今年は確定給付からの出題はないと思って軽視していたんですよね。いやはや、根拠のないヤマはりはダメですね。
結果的に『⑳必要な給付を行うこと』を選んでしまって不正解❌
Dは児童手当からの出題でしたが、これは難なく『⑬10,000円』を選んで正解⭕️
Eもちゃんと勉強してきた受験生なら知ってて当然レベルの白書統計数字でしたね。迷わず『②5.5人』を選んで正解⭕️
「ついに、ついに、社一を克服した!」もうその思いで「今年は行けるっ!」と確信めいたものが私の中に…
ここは確実に3点を確保した自信があり、結果は社会保険に関する一般常識4点でした!
健康保険法
まずはA、これはどう考えても『⑭厚生労働大臣』で間違いなしですね。正解⭕️
そしてBCDの3問は高額療養費の問題です。
BとDは基本問題なので『⑧12か月』と『⑰通算されない』を選んで正解⭕️
Cに関してはゴロ合わせで覚えていたので『⑫140,100円』を選んで正解⭕️
ちなみに⬇️こんな感じです。
いよっ!父ちゃん(140,100円)
臭っ!(93,000円)
し!し!し!(44,400円)
し!し!し!(44,400円)
フジロック(24,600円)
最後のEもゴロですね。
出産の日は
4時ごろ(42日、56日)
クッパ(98日)
を食べる
で多胎妊娠は『③98日』で正解⭕️
「おいおい、今年は選択式クリアだな!」そう確信めいたものが芽生え始めました。
健康保険法は簡単でしたね。満点獲得です。
厚生年金保険法
?????
空欄AとB「いきなり厚生年金法第100条の9の規定によると〜」と始まるこの問題はなんですか?おいおいパニックですよ…
いや、ちょっと待てよ。冷静に考えたら法100条と言えば「財務大臣への権限委任」の話でしょ?
そう、保険料を24か月分以上かつ5,000万円以上も滞納している奴らから国税庁を使って徴収するやつ、おぉーきたきた、これ100条という切りの良い条文番号だから覚えてたんだよね!
というわけで『⑨財務大臣』『⑧国税庁長官』を選んで死亡❌
Cは1つ1つ要件を丁寧に潰していけば『⑫障害基礎年金、遺族基礎年金、遺族厚生年金』にたどり着いて正解⭕️
Dは68歳以後なら「物価変動率」で改定ですね。それにマクロ経済スライド分を差し引いて『①0.1%の引下げ』だな。と思ったけど、名手賃率がマイナスかぁそれならそっちを優先するんだっけ?あれ?どっちだっけ?
まぁABCで3点は確保できてるし、最初の答え通り『①0.1%の引下げ』でいいでしょ!で完全に死亡❌
Eは基本問題ですね。『⑤1年』を選んで正解⭕️
「よし、あとは国年だけだな。」今年こそは行けるぞ!と悲しい現実を知らなかった頃です…
結果、自信をもって解答したABの両問を外し、Dの解答も不正解。厚生年金は2点でした。この時点で今年の社労士試験は終わっていたという悲しい現実をまだ私は知らない…
国民年金法
ABCは過去に選択式で出題実績のある問題だったようですね。
ここも「10年以上前に出題された選択式問題は必ず押さえておく」という誰かの鉄則に則り、ちゃんとチェックしていました。
『①教育及び広報』『⑦相談その他の援助』『⑳利便の向上』を選んで正解⭕️
Dについて国民年金は厚生年金保険法と違って、20歳前障害などの福祉的要素もあるので保険ではないため『⑰必要な給付』と覚えていたので正解⭕️
最後のEは基本問題なので即座に『②国籍』を選んで正解⭕️
今年の選択式は簡単だった。もらった!と択一式試験に意欲を燃やしていた
結果、国民年金は5点満点でした。
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まとめ
さてここまで【社労士試験|私はこうして試験に落ちました…】令和5年度(2023年度)社会保険労務士試験の選択式解答再現!なんてタイトルで記事を書いてまいりましたが、いかがだったでしょうか?
まぁ結局、今年は選択式で1点足らずに不合格となってしまい、昨年に引き続き選択式試験を突破することができませんでしたね。
もう本当に私にとって社労士試験は超難関試験となってしまいました…これで5年連続不合格ですからね😭
そして一昨日には不合格通知が届きましたよ。
はぁ〜😣厚生年金保険法が2点ではなく3点だったら合格だったのに…
そんなことを考えても仕方がないし、こんな悔しい思いをしてもきっと私は合格するまで社労士試験の勉強を続けてしまうのでしょうね…
「来年こそは必ず!」なんて言いながら…