『行政書士試験に短期間で合格するための勉強方法は?』この質問にお答えします!

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私がわずか67日で行政書士試験に合格したという記事をアップして以降、SNSなどで「行政書士試験に短期間で合格するにはどうすれば良いですか?」とか、「どうすれば行政書士試験に合格できますか?」とか、「使ったテキストを教えてください!」といった類のご質問を多数頂戴するようになりました。


一応、可能な限りお答えさせていただいてはいるものの、もういっそのこと端的にブログ記事にしてしまおう!なんて考えたもので、この記事を執筆するに至ったわけです。


『行政書士試験に短期間で合格するための勉強方法は?』この質問にお答えします!なんて偉そうなタイトルを付けてしまいましたが、正直、私のとった勉強方法(戦略)は「確実に合格を狙いたい!」という方には向かないものだと思っています。

なぜなら、わずか67日という短期間の勉強であったが故に「一か八か」感が多分にあったからに他なりません。

まぁそれでも「藁にでもすがりたい!」そうした思いがある方にとっては、少なからず参考になることがあるやも知れません。

ただ、一般的にオススメできる勉強方法(戦略)でないことは確かです。ましてや既に模試で高得点を取っているような方にとってはきっと、これから先の記事は読むだけ時間の無駄かと思いますので、その点はあしからず。


それでは以下、目次となります。

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行政書士試験に短期間で合格を目指すには『戦略』が必要です!

まずは心構えから

短期間で行政書士試験合格を目指すには、まず、周りから何を言われようが、馬鹿にされようが、となりの芝生が青く見えるトキがあろうが、絶対に行政書士になるんだ!という強いオモイと、合格基準をクリアするための勉強戦略が必要です。


そして、本当にこのテキストで良いのか?みんなはもっと効率的な勉強をしているのではないか?魔法のような凄い予想問題集があるのではないか?などなど色々と不安になって、予備校の直前講座をチラ見してみたり、アマゾンやヤフオクなどで新たなテキストを物色してみたり、そんなことをしていては駄目なのです。時間の無駄です。今日限りでヤメましょう!


ただ、その前に自分の相棒(テキスト類)との信頼関係を再確認してみることは必要です。

あなたと共に戦ってくれる相棒(テキスト類)は本当に信頼の出来るヤツですか?最後の最後まで一緒に戦えますか?

相棒が“良きパートナー”であることは勉強に没頭するうえで重要なファクターですから、まずは自問自答してみてください。それでもし相棒を変更したいと思うのなら、今スグ実行すべきです。

そして残りの1ヶ月間は、自分が選んだ相棒(テキスト類)を骨の髄までしゃぶり尽くすということが求められるのです。


※ちなみに私の信頼にたる相棒は以下のヤツらでした。

【憲法】完全整理択一六法」憲法(司法試験&予備試験対策シリーズ)

【民法】完全整理択一六法」民法(司法試験&予備試験対策シリーズ)

【行政法】完全整理択一六法」行政法(司法試験&予備試験対策シリーズ)

【民法・行政法】うかる! 行政書士 民法・行政法 解法スキル完全マスター」第2版(伊藤塾・平林勉)


『戦略』を練る前に再認識すべきこと

そして、行政書士試験は基本的に総得点180点以上を取ることが出来れば合格できる絶対評価試験であることを再認識しなければなりません。

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一般知識科目等には足切りラインがあること、各科目毎には足切りラインがないため科目の取捨選択が可能だということ、行政法・民法だけに記述式の問題が出題されること、等々そうした事項も再認識しておきましょう。


そのうえで本来はもっと各科目毎に詳細分析を進めるべきところではあるのですが、そんなとこまでブログに書いていくとあまりにも長文となるため、今回は『各科目毎に私が実践した勉強戦略』を端的にご紹介してまいります!


各科目別における私の勉強戦略

では、私が「180点以上をとるためだけに実践したこと」を科目別にみてまいります。
※良い子は決してマネしないでください。

「 基礎法学」について

出題比率:8点/300点(2.7%)

計2問で8点、試験全体の僅か3%弱しか出題されない基礎法学。

そんな僅かな出題比率しかない割に、捉えどころのない出題範囲。といいますか出題範囲なんていう概念が存在しない法令科目です。


正直、予備校各社の模試や市販の予想問題さえも解く時間が勿体ないと思われ、完全にスルーするのが正解だと判断しました。普段の勉強で培われている自分の常識を信じるしかありません!

というわけで、私の基礎法学の勉強時間は通算0時間でした。その結果、常識もなかったようで試験結果は0点でした。それでも他の科目をちゃんと勉強さえすれば合格は可能です!

思い切って「勉強しない勇気」を持つことも大切なのです!

「憲法」について

出題比率:28点/300点(9.3%)

まず、憲法の条文100条くらいはトイレや移動時間等々の隙間時間を使って丸暗記しましょう!

※自ら音読したものをスマホに録音して、それを隙間時間に聴くのって、なかなか効果的でおすすめですよ。


そしてある程度、条文を暗記したら「判例知識」を紐付けながら覚えていきます。兎にも角にも「条文と判例の暗記」これに尽きるのだと思います。

憲法は隙間時間を使って暗記することがメインとなります。私が憲法の勉強らしい勉強をしたのは、各予備校の模試を解く程度でした。

それでも4/5問は正解できましたし、試験年度によって難易度がかなり違うようなので、あまり深入りするのは禁物です!

「行政法」について

出題比率:112点/300点(37.3%)

行政法を制するものが行政書士試験を制する!」これは間違いない事実だと思います。

とにかく私は全勉強時間の大半を行政法の勉強時間に充て、パーフェクト正解を狙いました!

行政法は難しい」という方もいらっしゃるようですが、私はそんなことを感じたことがありません。なぜなら『行政法』は、単なる行政手続きに関するルールブックだと思っているからです。

スポーツだってルールってあるじゃないですか。そしてルールを知らなければ試合に参加できませんよね?それと一緒で行政手続きを業とするのなら、そのルールを覚えなければいけないだけなのです。

ですから「なぜ?」「どうして?」なんて疑問は一切持たず、私は淡々とルールを暗記したに過ぎません。

例えば野球ならば「打席に入ってボールを打ったら一塁に走る」というルールを「なんで一塁に走るの?」「どうして走るの?」なんて理屈を考える必要はありませんよね?だって、そういう決まり(ルール)なのですから、それを覚えれば良いだけなのです。

とにかく私は何度も何度も繰り返し条文を読みました。覚えるまで10回でも20回でも何度でも。条文を反復して完全に暗記することはとても大切です!

この『行政法』も結局のところは『憲法』同様、「条文と判例の暗記」に尽きますね!

「民法」について

出題比率:76点/300点(25.3%)

うーん、記述式問題がなければ完全に捨てたい科目なのですが、記述式だけで40点もの配点があり、択一と合わせると全体の1/4もの配点比率を占めるため勉強しないわけにはいかないんですよねぇ。悩ましいところです。

というわけで、私は記述式対策だけすることにしました!それもテーマを絞って。予想テーマが当たれば高得点、外れれば諦める。その位の覚悟が必要です。


まずは直近に記述式で出題されたテーマを外し、あとは各予備校さんがピックアップしているテーマなどに絞りました。

ちなみに⬇️この記事で第1位に選んだ予備校さんの「記述予想は必見です!


結果的に「意思表示」「不動産物件変動」「法定地上権」「抵当権」「債権者代位」「留置権」「共有」「賃貸借」「相続」「認知」その10テーマに絞って条文をメインにしながらも、余裕があれば判例も覚えるという感じで暗記に努めました。記述式は基本的に条文・判例からの出題ですからね。


そして本試験では、民法記述式2問中の1問が見事に予想的中したため、確実に得点を上乗せすることが出来たのです。

『民法』も結局は条文と判例の暗記を徹底したに過ぎません。要は行政書士試験の主要科目は「条文と判例の暗記」に尽きるのではないでしょうか?

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行政書士


「商法・会社法」について

出題比率:20点/300点(6.7%)

時間があるのなら「絶対に勉強した方が良い科目」なのだと思います。

ただ、私には「その時間」がなかったため、商法総則だけを勉強して、あとは同じ番号にマークする戦略を取りました。

ちなみに⬇️こんな記事を試験直前に書いていたので、参考までにどうぞ!

1/5問しか正解できなかったので、あまりこの科目について語るコトはありません。私にとっては運任せな科目となりましたから。

「一般知識等科目」について

出題比率:56点/300点(18.7%)

はっきり言って、対策を練るだけ時間の無駄です。

こんな⬇️感じで私も試験直前は「一般知識等科目」に悩まされました。


ただ、それでも、この科目で24点(6問)以上は得点しないと、それだけで足切りとなって他の科目の採点さえして貰えないので、不安は大きいですよね。


だから私も色々と⬇️こんな感じで対策を講じてみたりしたのですが…


まぁ結局のところ、毎年必ず出題される個人情報保護法と文章理解だけ対策するのがベストなのだと思います!

「日銀」とか「選挙制度」とか「環境問題」とか「各国の政治」とか「情報用語」とかを必死になって勉強したところで、それが得点に繋がる確率は相当に低いでしょう。

また、そんな数日で身に付けたあやふやな知識なんて、きっと本番では何の役にも立たないと思いますし。ここは自分の常識と雑学と運を信じて試験に挑むしかないのだと私は考えます。

まとめ

さてここまで、『行政書士試験に短期間で合格するための勉強方法は?』この質問にお答えします!なんてタイトルで長々と書いてきましたが、如何だったでしょうか?

要は私の勉強法なんてものは『憲法・民法・行政法』の条文と判例を徹底的に暗記する!これに尽きるのです。

そしてこの試験で最も大切なことは「選択と集中」です!何を勉強して何を勉強しないのか、それを決めるということです。

ちなみに私は「180点を取るために」5割を行政法の条文と判例の暗記に、2割を絞ったテーマの民法条文と判例の暗記に、2割を模試やテキストなどのアウトプットに、残りを商法総則と一般知識等の勉強に、そして隙間時間を憲法条文と判例の暗記に充てました。


過去問」も買ってはみたのですが、結局どんな問題が出題されるのかをパラパラ読んだだけで、1問も解くことはなかったです。

それよりは最初にも紹介した『うかる! 行政書士 民法・行政法 解法スキル完全マスター」第2版(伊藤塾・平林勉)』を使った方が時間の節約にもなりますし、効果的だと思いますよ。


そして私の67日に及んだ行政書士試験の結果は、以下のような配点での合格となったわけです。

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まぁ兎にも角にも、行政法で満点を取ることが出来れば、それだけで112点(択一76点、選択16点、記述20点)、一般知識が最低ラインでも24点、これだけで計136点を確保することが出来ます。


あとは『基礎法学・憲法・民法・商法』の残された科目132点のうち44点を掴み取ることが出来れば合格となるのです!何とかなりそうな気がしませんか?

あれ?なんとかなりそうなんじゃないの?」とか思った皆さん、そう、きっと「なんとかなる」のだと思います。努力は裏切らないのだと思います。

試験勉強は色々と辛いこともありますが、自分で決めて始めたことです。せめて最後には笑えるように、お互い頑張りましょう!


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