2020年度・行政書士試験【商法・会社法】対策を考える!
昨年度(令和元年度)の行政書士試験にわずか67日の勉強で合格した私ではありますが、その試験直前期には⬇️こんな【一般知識等科目】の攻略法を考案してみたり、
はたまた⬇️こんな【商法・会社法】の神頼み攻略法を考えたりしながら、もがき苦しんでいました。
きっと今年の行政書士受験生の中にも昨年の私同様、【商法・会社法】の対策が不十分で不安な気持ちになっている方も多くいらっしゃるのだと思います。
そんな藁にもすがる思いで試験までの残り時間を過ごそうとしている方々に、前回お伝えした⬇️コチラの「一般知識等科目・文章理解」編に続く第2弾的な内容の記事を書いてみることにしました!
【令和2年度|行政書士試験対策】商法・会社法の『神頼み』攻略法!なんてタイトルを付して、前回(一般知識等科目)よりも神頼み的要素の強い攻略法を考えてみたいと思います。
それでは以下、目次となります。「もう【商法・会社法】は一通り勉強した!」とおっしゃる方は、きっとこの先の記事を読んだところで馬鹿らしくなるだけでしょうから、このままそっと記事を閉じることをオススメします。
それでは「令和2年度・行政書士試験|商法・会社法の神頼み攻略法」をご紹介して参ります!休憩時間にでも気楽に読んでみてください。
まず始めに
例年、行政書士試験・全60問のうち、問36〜問40の計5問が【商法・会社法】から出題されています。
全部で60問もあるうちの僅か5問の出題なのですから、その対象範囲を考えれば「コスパが悪い」と言われても仕方のないマイナー科目となっており、最初から全く勉強しない方も多くいらっしゃるのだと思います。
さて、そんな【商法・会社法】の対策、あなたは十分に講じてこられましたか?
この問いかけに「大丈夫!」と答えた方は、もうこれ以降の記事を読むのはヤメましょう。まったく意味がないと思います。
一方「対策は不十分」と感じている方には引き続きこの記事を読んでいただき、本試験でどうしても解けない問題があって「最終決断を迫られたときの一案」として、これから紹介する内容を頭の片隅にでも置いといて欲しいのです。
とは言え、今回の『神頼み攻略法』は前回ご紹介した『【令和2年度|行政書士試験対策】一般知識等科目・文章理解の『神頼み攻略法』を検証!』なんかよりも遥かに神頼み的な要素が強いモノであって、本当に『運』任せな内容となっております。
端的に言うと、今年の【商法・会社法】は「何番にマークしようかな?」と考えているような、そんな昨年の私みたいな方を対象にした内容となっていることをご理解のうえ、引き続きお楽しみいただければ幸いです。
過去6年間のデータを検証
それではまず、下の表が過去6年間の【商法・会社法】の正解肢となります。
なぜ6年かって?それは単純に昨年度、私自身が受験する際に調べた過去5年間のデータに、私が受験した令和元年度の試験結果データを反映させたからです。特に「6年」という区切りに深い意味はありません。
それでは過去6年間のデータを見てみましょう!
問36 37 38 39 40
R01年 ⑤ ⑤ ⑤ ① ③
H30年 ② ① ④ ③ ⑤
H29年 ② ② ② ① ④
H28年 ② ⑤ ④ ② ①
H27年 ③ ① ③ ② ⑤
H26年 ② ④ ① ④ ④
まずは赤く色をつけた箇所ですが、これをみると【商法・会社法】の1問目となる問36が暫く②の正解肢から始まっていたことが分かります。
これは昨年の記事(商法・会社法(行政書士のマイナー科目)の攻略法を本試験まで残り9日の今だからこそ考えてみる!)でも予想したことですが、さすがに問36の正解肢が4年連続で②から始まることはなかったですね。
この考えは今年度も有効だと感じており、令和2年度の【商法・会社法】の1問目(問36)も昨年同様②以外の正解肢を選ぶのが『吉』なのだと思います。
また、青く色をつけた箇所を見ると、ここ6年間すべてで必ず正解肢①が1箇所だけありますね。まぁこれをどう捉えるかは判断の難しいところではありますが…
そして過去6年間(H26〜R1)の正解肢番号の出現回数をみてみると、下記のとおりとなります。
① 6回、② 8回、③ 4回、④ 6回、⑤ 6回
こうしてみると③が最も使われていないということが分かりますね。
一応、この方式で直近5年間(H27〜R1)でもみてみます。
① 5回、② 7回、③ 4回、④ 3回、⑤ 6回
そうすると④が最も使われていないことが分かり、続いて③が少ないということになりました。
ちなみに、昨年度(令和元年度)受験した私は【商法・会社法】の正解肢は③か⑤が有力と予想していました。何故なら受験直前5年間(H26〜H30)のデータが下記のとおりだったからです。
① 5回、② 8回、③ 3回、④ 6回、⑤ 3回
こうして見てみると、やはり正解肢の番号は各科目によって偏りすぎないように調整しているのではないかと思われます。ですから、その辺りを考慮して解答肢を選択してみるというのも1つの攻略法になるのではないかと考えられるわけです。
令和2年度【商法・会社法】の正解肢を予想する
さて上記のデータを元に、令和2年度【商法・会社法】の正解肢を予想してみるわけですが、皆さんは何番が有力だと思いますか?
昨年度(令和元年度)の私は③か⑤という予想を立てていましたので、③でも1問正解でしたし、⑤なら3問も正解することが可能でした。
まぁ本番では③にマークしてしまったので結果的には1問しか正解できなかったんですけどね…
それでもこの検証をしていなかったなら1問も正解できていなかったかも知れないと思うと、こんな攻略法でも知っていて良かったのだと感じています。
そして今年度は、ズバリ、③か④にマークするのが『吉』だと考えています!まぁ強いていうなら、昨年1度も使われなかった④が最有力ですかね?
ただ傾向からみて、前々年度(平成30年度)のときのように①〜⑤までの正解肢を1つずつ使ってくるかも知れません。う〜ん、今年はかなり予想が難しいんですよね…
とは言え、正解肢に迷ったとき、鉛筆を転がして決めるくらいなら【商法・会社法】は③か④のどちらかにマークした方が正解確率は上がるような気がしています。
あとは全体のバランスも非常に大切なので【商法・会社法】のマークは一番最後にして、自分が選んだなかで最も少ない解答肢番号を選んでみるのも悪くはありませんね。そしてマークしたあとは、ただひたすら神様にお願いするだけとなります。
まとめ
さて、ここまで【令和2年度|行政書士試験対策】商法・会社法の『神頼み』攻略法!なんてタイトルで、かなりの運的要素をもった方法をご紹介させていただきました。
まぁハッキリ言って真面目な受験生の皆さんには、こんな『神頼み攻略法』なんてものは必要ないのでしょうが…
ただ私自身、こうした判断材料をもっていたことで最後の最後に救われたことが何度かありました。「合格するためなら何だって活用する!」そんな想いも大切なのだと思うのです。
そもそも資格試験なんてものは単に合格か不合格かを判断するだけのものであって「よく勉強した」とか「必死に頑張った」とか、そんなことは一切考慮されません。合格したものが「合格者」となり、そうでない者が「不合格者」になるだけのことです。
ですから少しでも合格者となるための確率をあげるためには、今回ご紹介した内容なんかも駆使しながら、本試験に挑むことも必要なのだと思います。
そして最後の最後、どうしようもなく迷ったとき、最終的な判断材料の1つとして、今回のデータなんかを活用してみるのも悪くないのでは?
なにを取り入れて、なにを取り入れないのか、その判断も含めて自分の実力なわけです。「運も実力のうち!」と言われるように、実力ある者が合格をし、合格した者が実力者ということになるのだと思うのです。
さぁ泣いても笑っても本試験当日まで残り数日です。
この記事⬇️でも読んで、残された時間を悔いのないよう過ごそうではありませんか!