行政書士試験におけるマイナー科目【商法・会社法】を攻略する⁉︎
全60問で300点満点となる行政書士試験のなかで、わずか5問の出題・20点の得点配分(6.7%)しかない【商法・会社法】というこのマイナー科目。
配点の割には範囲が広くてコスパが悪いため、多くの行政書士受験生が避けて通る科目となっているようです。
そりゃあ勉強時間が限りなくあるのであれば【商法・会社法】も含めて全ての科目を勉強すべきなのでしょうが、私みたくわずか67日で行政書士試験に合格しようと考えている人間には当然そんな時間的余裕はありません。
いかに効率よく勉強して得点していくかが重要となるわけで、こんな難解かつ広範囲な科目を対策するなんて、睡眠時間を極限まで切り詰めても無理な話しなのです。
とは言え、1問2問の差で合否が決まる国家資格試験の行政書士試験。短期間での受験だからといって、なんら対策も練らないのは得策ではありませんね。
となると、考えられるのはもう私の得意技?となる『神頼み攻略法』を検討するしかないわけで、一般知識等科目のとき同様に過去のデータを調べ始めてみたのです!
データに基づく「神頼み攻略法」を考える!
少し見にくいでしょうが、下記の一覧表が直近5年間の【商法・会社法】における正解番号となります。
特徴的なのはこの科目の最初の問題「問36:商法総則」の正解肢が3年連続②番であり、5年間で4回も②番で始まっている点ですね。
問36 37 38 39 40
H30年 ② ① ④ ③ ⑤
H29年 ② ② ② ① ④
H28年 ② ⑤ ④ ② ①
H27年 ③ ① ③ ② ⑤
H26年 ② ④ ① ④ ④
そうなると今年の【商法・会社法】の最初の問題は②番である可能性は相当に低いのではないかと考えられます。
さすがに4年連続で【商法・会社法】の最初の正解肢が②番ってことはないでしょ⁉︎
そして私の「商法・会社法の戦略」は、最初の問題(問36)で例年出題される『商法総則』だけは、ちゃんと勉強する!というものです。
ですから、ここまで抜かりなく【商法・会社法】の中でも『商法総則』に関する箇所だけは勉強してきたつもりです。
そのうえ上記のデータから、今年は② を外した①③④⑤の4択なのだと考えれば、かなりの確率で正解肢を選べるのではないでしょうか?
となれば、あとは最初の問題(問36)以外の問題を何番にマークすれば良いかということになりますが、こればかりは現場対応するしかありません。
ちなみに過去5年間の正解番号使用回数は、①番5回、②番8回、③番3回、④番6回、⑤番3回となります。
これらの傾向から考えれば、最も使用回数の少ない③番か⑤番で今年は良いと思うのですが…
運も実力のうち!
と、少々微妙な「神頼み攻略法」をご紹介してまいりましたが、如何だったでしょうか?
本試験当日、最後の最後まで解けない問題があって、もう考える時間もなくて、どうしようもなくなったとき、この記事を思い出して③か⑤を選んで、あとは神様に祈ってみるのも悪くないのでは?
まぁ我ながら、こんなデータを調べるくらいなら勉強した方が良かったんじゃないの?なんて感じもしなくもないのですが、これはこれで大切な精神安定剤ともなるものですから、私の秘密兵器として胸にしまっておきます。
それでは行政書士受験生の皆様、残された9日間という時間を有効活用して、決して後悔だけはしないよう、共に乗り越えて頑張っていきましょう!!